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電車の記号【クハ】とか【モハ】とか・・・どんな意味?
下記は http://www.uraken.net/zatsugaku/zatsugaku_80.htmlより引用させていただきました。
クハ481-105 などと、記載されているのを見かけることが出来ます。
左から1つ1つ解説しましょう。
便宜的に①ク ②ハ ③4 ④8 ⑤1 ⑥105 とします。
①電車の種別を表す記号
ク・・・運転台付き(正しくは制御車といいます。ここから電車をコントロールしますからね。
基本的に先頭車です。)
モ・・・中間電動車(つまり、運転台は付いていないけど、モーターが付いている中間の車両)
クモ・・・運転台も付いているし、モーターもついている(制御電動車)
サ・・・モーターもない、運転台もない。つまり、ただ引っ張られているだけの車両
②使い方(用途)を表す記号
ハ・・・普通車(自由席だったり、指定席だったり、単なる通勤電車だったりしますが・・・)
ロ・・・グリーン車(特に高い料金を払って乗る車両ですね。特急の他、なぜか東海道線の通勤電車にも
ついていますな)
シ・・・食堂車(現在、電車でこれを持っている車両はありません)
ネ・・・寝台車(そのまんま。なお、先ほどの「ハ」「ロ」などの後ろに付く、特殊な記号です)
ヤ・・・訓練車や職員用の電車を表します
③電気方式を表す数字(百の位)
実は電車と言っても、直流と交流という2種類の電気方式が存在しています。
一見外観は同じ電車でも、基本的に双方に乗り入れる事は出来ません。ただし、
特殊な装置をつけた「交直流」電車の場合は、どちらでもオッケーです。
1~3・・・直流 4~6・・・交直流 7~9・・・交流
※JR東日本の最近の電車は記号の後に「E」 (東=Eastの頭文字E)が付きます。例:クハ E351
*JR四国製造の車両はそもそも、こんな分類をハナから無視して、2000だとか3000だとか、
ぐちゃぐちゃな数字をつけます。・・・何故そんなことをする??
④種別グループを表す(十の位)
一応基本的には、JRの電車というのは使う用途が決まっています。ですから、一部の特別な運用を除いて特急が普通電車として走る事はあまり無く、通勤電車が特急として走る事は、絶対にありません(私鉄は違いますよ)。
0~3・・・通勤型・近郊型電車 5~7・・・急行型電車(もっとも、現在急行に使われている車両は無し)
5,8・・・特急型電車 9・・・実験用車両など、特殊な電車
⑤設計の順序(一の位)
たとえば、山手線の車両(E231系)の場合23という系列の1番目のタイプの車両と、こんな感じで表すのです。
ちなみに、JR東日本が製造した車両の多くはクハE231-501のように、自社(EAST)を表わす”E”を付けています。
これは気動車や新幹線も同様なので、参考にしてみてください。
⑥製造番号
これは一目瞭然。その系列の車両の何番目に製造されたかを表しています。
ただし、ほぼ同じ系列でも、例えば寒冷地対応の場合、これは、1000番と分類しようとかいって、115-1023みたいにつける事はあります。ですから、実際に1000両も製造された・・・というわけではないです。このあたり、鉄道ファンでも車両オタクでない限り、何がなんだか解らない事が多いので、クハ481-1であれば、ほぼトップナンバーですけど、それ以外については、あまり深く考えない方がいいと思います。
さあ、そういうわけで先ほどのクハ481-105は、、
交直流対応(4)の特急電車(8):481系の運転台付き先頭車(ク)で
普通車(ハ)*指定席かどうかは解らないけど、(実は)100番台の5番目の車両ということになります